Ucaroute.開校時に入学し、学年中位程度であった成績を向上させ結果的に慶応義塾大学や早稲田大学に合格。
Ucaroute.での学びの日々やいかに成績を向上させたのか、また受験生生活を振り返ってお話しいただきました

ー合格おめでとう!今の心境はいかがですか?
「第一志望校に合格し嬉しい!」という気持ちが大きいです。また、無事受験を終えられたという安心感もあります。
ースタートの段階から考えたら”まさかここまで”という気持ちはありましたか?
当初は慶應を受験することすら頭になかったですし、最大でMARCHに行けたらいいなという気持ちだったので結果として合格が勝ち取れて良かったです。
受験勉強を始めたころは、大学も学部のことも知らない状態だったのでどうなるんだろうという気持ちが大きかったですが、スタッフの皆さんのサポートで大学選びも勉強もうまくいったのかなと思います。
ーどのようなプロセスで志望校を考えていきましたか?
体験入学のころから、「目標を持たずに受験勉強することはとても厳しい」と言っていただき常に危機感を持たせていただけました。その中でオープンキャンパスでいろいろな大学を見学したり、スタッフの方々の会話の中から経済学系に進学したいなと思うようになったことから、徐々に目指すところが明確になりました。
最終的には経済学部と、より生活に身近な経済活動についても学べる商学部系統に志望を固めていきました。
ー志望大学を決めた時期とその決め手はどのような点でしたか?
国立か私立かというところから迷っていましたが、英語は元々そこまで得意でなかったこと、数学に苦手意識があったことから国公立型の受験が難しいのではないかと思い、私立大学の入試も十分な対策ができないと感じたため高2の冬時点では明治大学を第一志望に定めました。
明治大学にしたのは、大学の学びや雰囲気が合っているのではないかと感じたことと、まずは一番高いところを目標に据えた方が良いとアドバイスされたからです。
その後、学校の模試での成績が順調に伸びていき、判定も良かったことからさらに上のレベルを目指しても良いのではないかということになり、高3の夏休み開始頃に第一志望校を慶応義塾大学に定めました。
ー経済学部では数学が必修ですが、それでも志望を変えなかったのですか?
そのことは知らなかったので最初は驚きましたしどうしようかと思いましたが、中山先生が実際に経済学専攻であったことから実体験を込みで説明してくださり、「高校までの数学ができないから学べないということはない」、と進学後の解像度が上がったので志望を変えようとは思いませんでした。
また、数学系の学科に在籍している先生もいらっしゃるので勉強に関する不安を和らげることもできました。
受験勉強を開始するにあたっての塾選び

ーそもそも受験勉強を始めようと思ったきっかけは何でしたか?
高校2年の夏前辺りから、友達との会話でも受験に関する話が増え始め、塾に通う同級生も多かったことから危機感を感じたからです。ただ、初めはYoutubeなどで受験について話している動画を見る程度で実際に勉強をすることができておらず、予備校を使う必要があるのではないかと漠然と感じていました。
ー予備校の選択肢はいくつもあったかと思いますが、その中でUcaroute.を選んだ理由は何ですか?
そもそも型にはめられる勉強をしたくないと強く思っていました。他の大手予備校などでは定められた授業を受けないといけなかったり、「私立文系だとこのパターン!」といった形で縛られると、説明を聞いたときや周りの通っている人たちから感じていました。
そう思っていた時にUcaroute.が開校し(2023年7月)HPを見たときに自分が欲しているものが揃っていたので、体験を経て入学しました。
ー具体的にどのようなものを欲していたのですか?
①自習がメインであること、②その自習のサポートをしてくれること、③校舎が開いている間は自由にいくらでも利用できること、です。
受験に対する知識や、各教科でどのような勉強を進めていけばよいか、今自分には何が足りないのかを客観的に見てくださるので自分にはぴったりでした。自宅の最寄りにこのような塾がタイミングよくできたので少し感動していました笑
また、ほかの塾などでは授業コマ数や週の授業数でどんどん料金も上がっていくと思うんですけど、どれだけ使おうが料金は変わらないですし、年末年始やお盆などでも開館しているので時間を気にせず使いやすかったです。
受験生活について
ー受験生活において印象に残っていることは何ですか?
高3の夏休み以降の、朝から晩まで勉強漬けの生活です。ここまで勉強することはもうないんじゃないかと思うくらいやったと自負しています。
夏休み中には慶應の過去問を中心に計11年分(慶應9年・明治2年分)実施しました。過去問を解いて自分の足りないところの洗い出し、精査をして次の勉強の方針を考え、面談や質問の中でその内容に対してフィードバックを頂いて対策の精度を高めてまた過去問をやって…
勉強そのものについてもそうですが、勉強の進め方と考え方であったり「何を・いつまでに・どのくらい」という、物事を進めていくうえで必要な基本的な考え方を受験生活で身に付けられました。このサイクルを確立できたことが合格に強く結びついたのではないかと感じています。
ー受験生活において大変だったこと、きつかったことはありますか?
1つ目は、受験勉強を開始した頃の「モチベーション維持」が大変でした。塾選びをしてた頃は漠然と受験を考えていただけで何か勉強していたわけではなかったので、「毎日少しでも勉強ができる」という状態を作ることに苦労しました。しかし、Ucaroute.での週に1回の面談のペースが個人的に丁度よく、モチベーションが落ちてきたころにまたスイッチが入る感覚だったことと、「やらないと習慣化しない」という事を教わり徐々に勉強を続けられるようになりました。2カ月くらい経ったころには大分慣れてきて、1日2時間くらいなら当たり前に勉強ができるようにはなっていました。
2つ目は、夏休み以降の過去問演習を解いたときに全く問題が解けなかったことがきつかったです。それまでは勉強を積み重ねていけば、ある程度順調に模試の成績などは伸びていったのですが、いざ過去問を解くと全く解けず合格最低点との差に「本当に合格できるのか」と不安でいっぱいでした。また、次の過去問を解くまでに前述のとおり復習だったり別の教材を使ったり対策していきますがすぐに結果に表れるわけではないので「これは受からないな」と絶望に近い感覚でした。
さらに、夏休み中はまだ実施する過去問が余っているのでやるべき事があるからよかったのですが、過去問1週目をある程度実施し終えた夏休み以降は、勉強していくものを考えるところからスタートするので何をしたら改善するのか分からず闇の中にいるような感覚で、一度勉強から距離を置いてしまった時期もありました。
ーそのような状況でもまた勉強を続けられたのはなぜですか?
面談でフォローいただけたことは大きかったと思います。一緒に課題を抽出しその対策を考えていただけたので、1人では絶対に克服できなかったと思います。
また大学受験生は、このような状況はよくあることのようで「大丈夫、大丈夫」と励ましていただいたり、「勉強は自分のためにすること」というのは常々聞いていたので、勉強のサイクルを回し続けていくうちに次第に課題も克服できメンタルも回復していきました。
ー直前期はどのように勉強を進めていましたか?
基本的な勉強の仕方や、やることは変えていないです。むしろ変えない方が良いと言われていたので、新しい教材に手を出したり今までと違うことをしたりはせず、これまで自分が勉強してきたものを繰り返し勉強していました。冬以降は不安はありつつも、過去問演習で合格ラインを超えるスコアを取れ始めたこともあり実力はついてきたなという実感がありました。
ー受験本番の緊張などはいかがでしたか?
緊張は全くしませんでした。自分でも怖いくらいに自然体で臨めていました。Studyplusでこれまでの学習時間が可視化されていたり、「これだけやってきたんだ」という自信と割り切りがあったからかなと思います。自分でも満足のいく答案がどの入試でも書けたと思います。
これからの受験生に向けて

ー最後に今後の受験生に向けてのメッセージはありますか?
勉強の質を高めることを意識して欲しい、自己分析をしっかり行ってほしいです。
この2つの要素は受験においては特に大事だったなと感じています。
今の自分にとって何が必要なのかをちゃんと考え、実行し、振り返るというサイクルを組んだことで、「何となく」で勉強することが無くなり成績アップに繋がったと思います。
大学受験までは自分と向き合って勉強することなんて無かったので、今後の大学生活やその先においても必要なことを学べました。
Ucaroute.は自分にとてもマッチする環境だったので、同じような考えの方には特におススメです!
最後に、個人的に英語には最後まで苦しみましたし、高3の1年間で見ても全体の6割くらいは英語の勉強に費やしました。Ucaroute.では音読学習を強く勧められ、取り組み続けていたら入試標準レベルまでは比較的スムーズに成績を上げられました。最終的には音読用に使っていた教材の表紙が擦り切れてボロボロになってしまいました笑
色々なところでも言われているとは思いますが、本当に英語は早いうちからやっておくことをおススメします。